10年来の友人と飲みに行きました。
趣味の世界で出会った友人で、お互い夫婦同士で交流があり、大人になってから出来た貴重な存在。
友人の夫は仕事の関係で今は別の県に単身赴任中。でもしょっちゅう帰ってきてるので私達もたまに会います。
私と友人は女同士、定期的に女子会な飲みをしていて、年に一回は夫達も交えて飲む感じ。
今回は女子会サシ飲みだったのでざっくばらんに色んなこと話したんだけど、
やっぱり当たり前だけど私の早期リタイア計画には難色を示されました。想像以上に理解されなかった(笑)
ちなみに友人は今は在宅で働いていて、個人事業主扱いで、夫さんの扶養に入ってる。
言葉の端々からはけっこう稼いでるけど、経費関連で上手くやって扶養に入ってる感じ。夫さんはなかなかの高所得のようです。
ただ、友人自体は幼少期が複雑な家族関係が伴ってとんでもなく貧乏だったとのこと、お金がない・明日食べる物も困るくらいだった苦しさを知ってるから、私の話す早期リタイア話には「無理でしょ、無理無理無理」と。
友人の考えだと老後2千万問題は今や4千万に上がってるよ、と言うし、そしてそれは一人当たりの金額だから夫婦なら8千万必要だと思うよ、と。そんなの無理でしょ?と。
うーーーん。まぁ飲みの席だし、楽しい場だったから深堀りは避けたけど、退職金や年金などの個々人の事情を完全無視で簡単に決めつけられるものじゃないと思うんだけど。
ちなみに友人は、我が家の状況(夫が4年前に失業、今はほぼ無職で私の扶養に入れたことなど)を知っている数少ない人です。そして友人と夫は同い年、私と友人の夫が同年代という図式。歳の差夫婦だけど逆パターン。(ちと羨ましい...)
だからこそ心配しての発言だったとは思うけど、
私の「夫婦揃って健康で元気なうちに仲良く好きなことしたい、旅行行きたい、クルーズも行きたい、今は私が自由に休みを取れなくなった、この日々を定年まで続けたら年齢差を考えたら下手したら夫は死ぬまで行かないにしても相当な老人になってしまう、その時にはやりたかったことは多分できない、そしたら何のために生きてるか分からない、そもそも今の仕事の状況が辛い、辞めたい」という考えには理解が及ばないらしい。
女の人は夫がいなくなっても元気で1人で楽しく生きていけるし、そうなったら友達と好きなことして好きなとこ行けばいいじゃん、と。
私は「夫との過ごし方を大事にしたい」と言ってるんだよ、友人知人と楽しく老後を過ごすために今働いてるんじゃない、と言ったらちょっとは分かった風でしたが。
長らく別居してる友人夫婦なので、この辺りは感覚がすれ違ったのかも?もちろん円満で仲良しなんですけどね、友人夫婦も。
まぁ理解してくれる人は現実世界には私の周りには居ないだろう、と薄々思っていたのでそこまでショックじゃないけど、でもちょっと寂しかったかな。
でも友人は昔からの仲良しだし、私のことを大事に思ってくれてて、私が年下だから若干は可愛いと妹のように思ってるぽいし、だからこそ同い年の私の夫が無職になったことや扶養に入ったことを、どこか面白くなく思ってくれてるフシがある。「男はこうあるべき」論を私よりも強く持っていて、たぶん今の私の夫の状態は理解したくないのかなと。
だから私の仕事の苦しさの愚痴は本当に同情して聞いてくれる。でもそれもこれも夫が働かないからナオミちゃんが苦労してるのでは?!そんなのおかしい!と内心は憤慨してる気がする。
ありがたい。そんなふうに心配してくれる友人がいてくれて嬉しい。
でもね。やっぱり私は夫が好きだし、1番大切な人で。この状況も私が望んだことでもある。
だから、もしほんとに8千万が必要で、8千万の資産を築けたらリタイアできるなら、私はそれを目指そうって思ってしまったよ(笑)
まぁ残念ながら昨日ブログに書いた「5年以内」は全く無理だけど、「10年以内」ならもしかしたら...近い額を築けるかもしれない。
どうなんでしょう?考え方、間違えてるかな?
そもそも、早期リタイアを46歳の女の私が(しかもほぼ無職の歳上夫を抱えてる)考えてること自体が、荒唐無稽なことなんだろうか?
身近な人に真っ向から否定されたくらいで揺れ動く時点でダメなのかな??